肘の痛み

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)は、手首を反らす筋肉の使い過ぎで肘の外側に炎症が起こる病気です。物をつかむ、タオルを絞るなどで痛みが出ます。診断は診察が中心で、必要に応じてレントゲンやエコーで他の病気を除外します。治療は安静、湿布や痛み止め、装具、リハビリが基本で、多くは数か月で改善します。痛みが続く場合は注射や手術を検討することもあります。

野球肘

野球肘は投球動作の繰り返しで肘に負担がかかり起こる障害で、痛む場所により内側型・外側型・後方型に分かれます。内側型は投球時の肘内側の痛み、外側型は関節の軟骨障害による痛みや引っかかり感、後方型は肘を伸ばしたときの後ろの痛みが特徴です。診断は診察に加えレントゲンやMRIで行います。治療は投球制限、リハビリが基本で、多くは改善しますが、外側型などでは手術が必要になることもあります。早期の対応が大切です。

変形性肘関節症

変形性肘関節症は、加齢や使い過ぎにより肘の軟骨がすり減り、関節に変形が生じる病気です。肘の痛みや動かしにくさ、曲げ伸ばしの制限、引っかかる感じがみられます。診断は診察に加え、レントゲンで関節の変形や骨のとげを確認し、必要に応じてCTやMRIを行います。治療は痛み止めやリハビリ、注射などの保存療法が基本で、症状が強い場合は手術を検討します。進行はゆっくりですが、適切な治療で症状の軽減が期待できます。